とりあえずご挨拶
高校生相手に図書館利用教育と読書教育に携わっています。
学校図書館、特に高校の図書館、そしてあまり情報がない高校生の読書傾向についてまとめていきたいと考えてます。
それから、私の読書が電子書籍に移行してから、ますます作品の内容と表紙とタイトルと作者名がいっちしなくなったので、きちんとした読書記録も残したいと。
これまでも、読書記録をなんとかしようと、いろいろなサイトは利用するも痛し痒し。それらはそれで今後も使っていくのだけれども、自分の発信力強化も必要かな、と思い、いろいろと本について書いていきたいと思ってます。
私のもともとの専門は、日本近代文学。岡本かの子をはじめとする女流文学(なぜか樋口一葉は除く)。川端康成、太宰治もそこそこ専門。たぶん大学院生には負けない。太宰は、津島佑子、太田治子も研究対象。
大学院時代からの文学ライフワークは、信州文学。
そして社会人になってからのライフワークになってしまったのは、島崎藤村。素養は実家のお寺の和尚さんの話と、長野県の文学教育レベルしかないのに。ちなみに藤村は、私の人生狂わせた(?)因縁の作家。
もう一つのライフワークは、キリスト教文学。クリスチャンではありませんが。もっというと、かの子研究の時は仏教文学で、でも師匠はキリスト教文学の大御所だったから、院生時代反発ばかりしていました。でも、どんな因果かやるはめに。
大学時代の師匠は、熊倉千之。院生時代は、遠藤祐と故川嶋至。川嶋至の最後の愛弟子だったつもり。
小説の好きなジャンルは、ミステリー。読まないジャンルはホラー。
好きな作家は、多すぎて一概にはいえないが、全集(もしくは全作品)買うほどの作家山崎豊子、有吉佐和子、野上弥生子、宮尾登美子、南木佳士。もちろん岡本かの子の全集は持っている。
好きな分野は人文・社会科学全般。自然科学はどうしても思考停止。
1日平均の読書冊数は3冊。
今まで大量の本を読み、そして文章を書いてきたけれど、「本について」の文章は意外と少ないというか、冷静に振り返ってみると、書評なんかまともに書いてこなかったのでがんばってみます。
目標は、齋藤美奈子や豊崎由美あたりか。酒井順子や米原万里のようにもなりたい、けれども小林秀雄もいいななどど無謀な夢を見ているところ。