Introduction:心の中の100冊
さて、かなり長期間放置してしまいました。忘れていたわけではないんです、単なるずぼらです。書くのは好きなんだけど、面倒くさがり屋の方が強く主張してしまうし、なによりも結構時間かけてしまうので、次の本を読みたい……という感じです。
それでも何かしらの形で、本について発信したいと思っていたら、こんなツイートが。
斎藤敦夫さんが「自分の心の中に100冊の基本図書を作ってください」と講演会で言っていました。絵本、昔話、物語を通して次の世代に何を伝えたいのか、自分が子どもと未来にどういう責任を取ろうとしているのか具体的に示すのが心の図書館だと。
— 蔀 (@shito_min) 2018年2月10日
……頑張ろう…。
自分の心の中の100冊の基本図書。
図書館、特に学校図書館に関わる人間にとって、子ども一人一人にあった図書に出会わせるためには、基本図書を持っていて引き出しを多くしておいたほうがよいのと、子どもも大人が「目を輝かせて」薦めるぐらいお気に入りの本を紹介してもらえると、読んでみようかなと思わせることも多くなるから。
私が子どもたちにお薦めの本を紹介する時、その子どもの好みや読もうとしている理由によって紹介する本を幾通りにも変えている。それは、常に複数の候補作を心の中に持っているからだ。なので、一度その心の100冊を明文化したいと思う。
できたら、他の人にも心の100冊明文化して欲しいな、と。私は子どもたちに薦めるためですが、目的は別でかまわない。「心の」中にあるだけでもいいんだけれど、私としても参考にしたいし、情報交換で見えてくることも学べることも沢山ある。
それだけ本の世界は海原の如し。